NEWS
宮﨑莉奈選手 退団のお知らせ
FC琉球さくらではこのたび、宮﨑莉奈選手が2025シーズンをもって退団することとなりましたので、お知らせいたします。
宮﨑 莉奈/Rina MIYAZAKI

■生年月日:1999年5月14日(26歳)
■ 出 身 地 :千葉県
■身 長:165cm
■ポジション:FW/MF
■選手経歴:大久保東FC.千葉中央FC – JEFUNITED市原・千葉レディースU15 – 聖和学園高等学校 – 武蔵丘短期大学CIENCIA – 南葛SCWINGS – エナジック琉球デイゴス – FC琉球さくら
■コメント
「日ごろより沢山のご支援とご声援をありがとうございます。リリースの通り、2025シーズンをもちまして現役を引退することにしました。
21年間人生を捧げてきたサッカーから離れるという決断は、これまでで1番の大きな勇気と決断が必要でした。特に今シーズンは怪我での長期離脱や、体調不良が続き、"2番"のユニフォームを着てピッチに立っている姿をあまり見せることができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも、常にサポートしてくださっていたスポンサー企業の皆様や、応援してくれるファン・サポーターの方々、サッカーと仕事の両立を支援し続けてくださった雇用先の皆様のおかけで今シーズンもここまでくることができました。本当にありがとうございます。
兄の影響で、5歳のころにボールに触れた日から夢中になり、時間があればリフティングの練習をひたすらしていた幼少期。小学生になり、最初にもらったユニフォームは初めての憧れ"小野伸二"選手が日本代表でつけていた背番号18番。それを着て試合に出た時のワクワクさと、サッカーが楽しすぎると感じた瞬間は今でも鮮明に覚えています。
それから、中学、高校、大学、社会人になった今でもサッカーが大好きだという気持ちは、どんな辛さも、苦しさも乗り越えさせてくれる力強い味方でした。
そして、1番の理解者で1番近くで支えてくれて、一緒に闘ってくれた家族には頭が上がりません。どんなことが起きても一緒に悩みながらも、常に前向きな気持ちにしてくれた母。なかなか言葉にはしなくとも、常に応援し続けてくれて見守ってくれていた父と兄。私以上に、この引退を受け止められていない家族や、沢山支え続けてくれた方々と共に様々な困難も乗り越えてこられた時間は、私にとってかけがえのない時間になりました。
サッカーを通して、技術や戦術の他にも人として大切なことを多く学ぶことができました。常に目標に向かって切磋琢磨できる仲間や、常に私を成長させてくれ、サッカーの楽しさを教えてくださった全ての指導者の方々と出逢えて私は幸せ者です。
これからは、サッカー以上に大好きで夢中になれるものに出会えるかはわかりませんが、サッカーと一緒で人生も生き方も自由です。自分で決断したことを正解にするために、学ぶ姿勢と感謝の気持ちを忘れず、自分らしいよりよい人生にしていきます。
そして、FC琉球さくらの創設初年度より加入させていただき、チームのために闘えたことをとてもうれしく思います。初めて顔を合わせたメンバーも多い中で、なでしこチャレンジカップを闘い抜き、まだエンブレムのみの練習着を着ながら練習をしていた時から2年が経ち、今では多くのパートナー企業の皆様に支えていただき、最高のピッチで毎日練習ができる環境が整っていることは決して当たり前ではありません。そして、こんなにも多くの子どもたちや、地域の皆様に応援してもらえるチームになってきていて、益々これから夢のあるチームだなと感じます。チームを離れても、さくらの1ファンとして応援し続けたいと思います。
長くなりましたが、21年間大好きなサッカーを続けてこられて幸せでした!!!
私に関わってくれた全ての方々、今まで本当にありがとうございました!」