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【慰霊の日】5/31(日)ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館へ選手・スタッフ訪問
5/31(日)FC琉球さくらの選手・スタッフが、糸満市のひめゆり平和祈念資料館を訪問し、戦時中の沖縄戦での悲惨な過去や81年前の10代の少女たち現実を見聞きし、平和について学び考える時間を得ることができました。

今回参加したのは、我那覇凛選手、小池雪月選手、小原蘭菜選手、高橋杏奈選手、髙木萌々香選手、宇津木陽奈選手、川満麗選手、柳瀬絵莉選手、花田亜衣子監督、墨屋孝コーチ、知花亜希子トレーナーの11名。FC琉球さくらは、沖縄の未来を作るチームとして、サッカー競技だけではなく、沖縄の歴史を知り、沖縄の文化を改めて考えたうえで、体現していくことを大切にしています。

ガイドの方から丁寧な説明を受けながら、1時間半をかけて、ひめゆりの塔と平和祈念資料館の館内を回り、各々が真剣な表情で資料に目を通していました。太平洋戦争の背景や沖縄が戦禍に巻き込まれた理由、日本軍の状況など、悲しい事実を突きつけられ、目頭が熱くなっていた選手やスタッフの姿がありました。

1945年3月から約3か月、アメリカ軍が沖縄に押し寄せて、住民を巻き込んだ地上戦が始まり、日本軍は10代の学生まで戦場に送り込み、その中の「沖縄師範学校女子部」と「沖縄県率第一高等学校」の女学生が看護要員として動員され、この2校の学生たちをのちに「ひめゆり学徒隊」と呼ばれるようになったそうです。
平和祈念資料館の前には、ひめゆり学徒たちを悼む「ひめゆりの塔」があり、選手は静かな面持ちで、自身たちよりも年下の女学生たちが、数多くこの戦争で命を落としたという説明を受けた後、塔の前で献花と祈りを捧げました。

今回参加した沖縄出身の柳瀬選手は「小学生のときに来たことがあったけれど、今の年齢になって訪れると、10代の少女たちの体験や戦争の悲惨さを強く感じ、今の平和に感謝したい」と語りました。花田監督は過去に数回訪問したことがありましたが、「やはりここに来ると、沖縄戦やひめゆり隊の方々の無念を感じざるを得ず、どうしても涙が止まらなくなる」と鼻をすすりながら語ってくれました。

沖縄はこの地上戦から約30年もの間、アメリカの占領下に置かれ、終戦後も様々な苦悩と住民たちの闘いが繰り広げられた地域でもあります。50年を経てもその影響は残り続け、今なお多くの基地が存在しています。
そういった沖縄の過去を学び、考えることで、サッカーをできること、夢中になれることがあることへのありがたさを感じながら、プレーで体現してくれることを祈っています。
また来年もこの活動は引き続き実施していく予定です。
■FC琉球さくら とは
沖縄の未来をつくる女子チーム」として2024シーズンに発足。選手たちは企業で働き、サッカーの練習にも取り組む“二刀流”生活を送っています。2025シーズンは、KYFA九州女子サッカーリーグにおいて準優勝。目標であるなでしこリーグ参入を実現すべく、2026シーズンはリーグ優勝を目指します。また、子ども食堂やサッカー教室、保育園・幼稚園訪問など、地域に根差した活動にも積極的に取り組んでいます。
